MOスタンDEの使用デッキタイプ集計(10/20~10/26)
2011年10月28日 TCG全般 コメント (2)グランプリ広島目前ですね.
スタンダード環境の確認も兼ねて,デッキタイプの集計を行いました.
例によってデッキタイプは私が適当に決めました.
先週なかったデッキタイプとして,白緑タッチケッシグなどがあります.
実際のデッキファイルはこちらにアップロードしてあります.
MOで local text deck として読み込めるはず.
もしデッキタイプの見逃しや明らかな分類間違いに気づいた方は
コメントして下さると嬉しいです.
今回の集計期間・集計条件は以下の通り.
例によって,直近1週間と,比較のために過去の1週間分を集計します.
イニストラードのカードも安くなってきて,参加者は増えてきているようです.
今回は,デッキタイプ集計について2種類の異なるまとめかたをしました.
ひとつめは,入賞数のランキング.単純に(3-1)以上の成績だったデッキのデッキタイプ分布です.
もうひとつは,全勝数のランキング.(4-0)したデッキのデッキタイプ分布です.
それではまず,入賞数のランキングからです.
入賞割合は,全てのデッキタイプに対するそのデッキタイプの割合です.
例えば20%なら,(3-1)以上のデッキのうち,2割がそのデッキタイプだったということです.
上位は変わらずケッシグ系ですが,主流が赤緑型から,緑単タッチケッシグにシフトしています.
これは青黒を筆頭としたコントロールに有効な,先手2ターン目ダングローブを重視した結果でしょうか.
赤緑型のように自分の金屑の嵐に巻き込まれることもないので,極楽鳥4積みのリストが多いです.
結果として,青黒コン,太陽拳,白青コンなどのランクが下がっています.
代わりに,緑単型はビート耐性が低めなので,赤単,白青ビート,黒単感染あたりがランクを上げています.
特に白青ビートの上がりっぷりがすごいですね.メインから積んだミラディンの十字軍や単体除去で対処できない聖トラフトの霊が緑単タッチケッシグに対処されにくいのが有利な点でしょうか.
続いては全勝数ランキングです.全勝しているデッキ=(3-1)しているデッキに勝ったデッキなので,
入賞数ランキングと合わせると,勝ちやすいデッキタイプが分かるかもしれないと思って今回集計してみました.
全勝数は(4-0)したそのタイプのデッキの数,全勝率は入賞したそのデッキタイプのうち,どれくらいの割合で
全焼しているかの割合です.全勝率20%なら,(3-0)したそのタイプのデッキが5個あるとき,1つは(4-0)している
ということです.
まずトップメタのケッシグから.
圧倒的な勝率だった赤緑ですが,白緑にその座を奪われています.
ファイレクシアの十字軍や白英雄など,金屑の嵐の効かないクリーチャーも除去できる審判の日,墨蛾も抑えられるエリシュ・ノーン,強力な決め技である
白頂点なんかが白が入っている理由でしょうか.サイドに機を見た援軍をとれるのも強み.
緑単型に比べてビート耐性が高いのと,インスタントの白頂点を活かしてコントロールとも戦えるのが強みっぽい.
白青ビートはムーアランドによってコントロール全般に有利が取れる点と,
メインのミラクル等で緑単ケッシグと戦える点,メインの除去である四肢切断が黒単感染に劇的に効くのが
躍進の理由でしょうか.黒単感染は四肢切断の流行り具合にかなり左右されるデッキだと思います.
赤単は地力が高く,祭殿,チャンドラのフェニックス,コス,赤英雄と勝ち手段が良い感じにバラけていて安定していますね.ただ,ビートに強い白緑ケッシグが増えてくるようだときついか.
絶対数は減っていますが,青黒の勝率自体はそこまで落ちていません.
白青コンの勝率低下が気になりますね.強力な単体除去が無くてクロックパーミに負けやすいということか.
個人的に注目している純鋼装備,並べて殴る白緑系も勝率自体は悪くありません.
ただし,全勝の数が少ないと全勝率はあまりアテにできませんが.
今週はこんな感じでした.全体としては白緑タッチケッシグのバランスがいいように思います.
MOのメタと現実のメタはまったく違うものですが,グランプリ広島の結果を楽しみに待ちます.
スタンダード環境の確認も兼ねて,デッキタイプの集計を行いました.
例によってデッキタイプは私が適当に決めました.
先週なかったデッキタイプとして,白緑タッチケッシグなどがあります.
実際のデッキファイルはこちらにアップロードしてあります.
MOで local text deck として読み込めるはず.
https://docs.google.com/open?id=0B_Mr6TcsjkwdZTk4ZWI4NjUtYmYzYy00OTgzLWJiOTQtOTkxNTlhZjQ5MGE4
もしデッキタイプの見逃しや明らかな分類間違いに気づいた方は
コメントして下さると嬉しいです.
今回の集計期間・集計条件は以下の通り.
例によって,直近1週間と,比較のために過去の1週間分を集計します.
MOスタンダードデイリーイベントで(3-1)以上の結果を出したデッキリストが集計対象
集計期間 10_20_2011 〜 10_26_2011
イベント数 44
デッキ数 769
集計期間 10_13_2011 〜 10_19_2011
イベント数 44
デッキ数 608
イニストラードのカードも安くなってきて,参加者は増えてきているようです.
今回は,デッキタイプ集計について2種類の異なるまとめかたをしました.
ひとつめは,入賞数のランキング.単純に(3-1)以上の成績だったデッキのデッキタイプ分布です.
もうひとつは,全勝数のランキング.(4-0)したデッキのデッキタイプ分布です.
それではまず,入賞数のランキングからです.
入賞割合は,全てのデッキタイプに対するそのデッキタイプの割合です.
例えば20%なら,(3-1)以上のデッキのうち,2割がそのデッキタイプだったということです.
入賞数ランキング
ランク 入賞割合 タイプ
01←03 19.8%←09.9% 緑単タッチケッシグ
02←04 10.4%←08.7% 赤単
03←01 09.5%←23.8% 赤緑墨蛾ケッシグ
04←14 09.5%←02.1% 白青ビート
05←02 09.0%←10.7% 青黒コン
06←08 06.5%←04.4% 黒単感染
07←09 04.8%←04.1% 純鋼装備
08←06 04.6%←05.4% 太陽拳
09←05 04.2%←07.6% 白青コン
10←16 04.0%←01.6% 白青クロックパーミ
11←11 03.6%←03.3% 白緑人間ビート
12←10 03.5%←03.8% 白緑トークン
13←07 03.0%←05.1% 白青緑殻
14←13 02.9%←02.5% 白緑タッチケッシグ
15←18 01.2%←00.5% 白緑青ビート
16←15 01.2%←02.1% その他or不明
17←XX 00.8%←00.0% 白青テンポ
18←12 00.8%←03.1% 白単鋼
19←17 00.4%←00.7% テゼレットコン
20←19 00.3%←00.3% 青緑クロックパーミ
21←20 00.1%←00.2% 黒赤ビート
22←XX 00.1%←00.0% 緑単タッチ赤
上位は変わらずケッシグ系ですが,主流が赤緑型から,緑単タッチケッシグにシフトしています.
これは青黒を筆頭としたコントロールに有効な,先手2ターン目ダングローブを重視した結果でしょうか.
赤緑型のように自分の金屑の嵐に巻き込まれることもないので,極楽鳥4積みのリストが多いです.
01←03 19.8%←09.9% 緑単タッチケッシグ
03←01 09.5%←23.8% 赤緑墨蛾ケッシグ
14←13 02.9%←02.5% 白緑タッチケッシグ
結果として,青黒コン,太陽拳,白青コンなどのランクが下がっています.
05←02 09.0%←10.7% 青黒コン
08←06 04.6%←05.4% 太陽拳
09←05 04.2%←07.6% 白青コン
代わりに,緑単型はビート耐性が低めなので,赤単,白青ビート,黒単感染あたりがランクを上げています.
特に白青ビートの上がりっぷりがすごいですね.メインから積んだミラディンの十字軍や単体除去で対処できない聖トラフトの霊が緑単タッチケッシグに対処されにくいのが有利な点でしょうか.
02←04 10.4%←08.7% 赤単
04←14 09.5%←02.1% 白青ビート
06←08 06.5%←04.4% 黒単感染
続いては全勝数ランキングです.全勝しているデッキ=(3-1)しているデッキに勝ったデッキなので,
入賞数ランキングと合わせると,勝ちやすいデッキタイプが分かるかもしれないと思って今回集計してみました.
全勝数は(4-0)したそのタイプのデッキの数,全勝率は入賞したそのデッキタイプのうち,どれくらいの割合で
全焼しているかの割合です.全勝率20%なら,(3-0)したそのタイプのデッキが5個あるとき,1つは(4-0)している
ということです.
デッキタイプ別全勝数ランキングと全勝率
ランク 全勝数 全勝率 タイプ
01 33 021.7%←008.6% 緑単タッチケッシグ
02 15 020.5%←002.7% 白青ビート
03 13 026.0%←016.0% 黒単感染
04 13 017.8%←045.2% 赤緑墨蛾ケッシグ
05 12 017.4%←018.8% 青黒コン
06 12 015.0%←016.2% 赤単
07 11 050.0%←022.7% 白緑タッチケッシグ
08 09 024.3%←013.5% 純鋼装備
09 07 021.9%←034.4% 白青コン
10 07 022.6%←006.5% 白青クロックパーミ
11 07 025.0%←007.1% 白緑人間ビート
12 06 022.2%←014.8% 白緑トークン
13 05 014.3%←011.4% 太陽拳
14 04 017.4%←034.8% 白青緑殻
15 02 022.2%←000.0% 白緑青ビート
16 02 033.3%←016.7% 白単鋼
17 01 050.0%←000.0% 青緑クロックパーミ
18 01 016.7%←000.0% 白青テンポ
19 01 011.1%←022.2% その他or不明
20 00 000.0%←000.0% 黒赤ビート
21 00 000.0%←000.0% 緑単タッチ赤
22 00 000.0%←000.0% テゼレットコン
まずトップメタのケッシグから.
圧倒的な勝率だった赤緑ですが,白緑にその座を奪われています.
ファイレクシアの十字軍や白英雄など,金屑の嵐の効かないクリーチャーも除去できる審判の日,墨蛾も抑えられるエリシュ・ノーン,強力な決め技である
白頂点なんかが白が入っている理由でしょうか.サイドに機を見た援軍をとれるのも強み.
緑単型に比べてビート耐性が高いのと,インスタントの白頂点を活かしてコントロールとも戦えるのが強みっぽい.
01 33 021.7%←008.6% 緑単タッチケッシグ
04 13 017.8%←045.2% 赤緑墨蛾ケッシグ
07 11 050.0%←022.7% 白緑タッチケッシグ
白青ビートはムーアランドによってコントロール全般に有利が取れる点と,
メインのミラクル等で緑単ケッシグと戦える点,メインの除去である四肢切断が黒単感染に劇的に効くのが
躍進の理由でしょうか.黒単感染は四肢切断の流行り具合にかなり左右されるデッキだと思います.
赤単は地力が高く,祭殿,チャンドラのフェニックス,コス,赤英雄と勝ち手段が良い感じにバラけていて安定していますね.ただ,ビートに強い白緑ケッシグが増えてくるようだときついか.
02 15 020.5%←002.7% 白青ビート
03 13 026.0%←016.0% 黒単感染
06 12 015.0%←016.2% 赤単
絶対数は減っていますが,青黒の勝率自体はそこまで落ちていません.
白青コンの勝率低下が気になりますね.強力な単体除去が無くてクロックパーミに負けやすいということか.
05 12 017.4%←018.8% 青黒コン
09 07 021.9%←034.4% 白青コン
13 05 014.3%←011.4% 太陽拳
個人的に注目している純鋼装備,並べて殴る白緑系も勝率自体は悪くありません.
ただし,全勝の数が少ないと全勝率はあまりアテにできませんが.
08 09 024.3%←013.5% 純鋼装備
11 07 025.0%←007.1% 白緑人間ビート
12 06 022.2%←014.8% 白緑トークン
今週はこんな感じでした.全体としては白緑タッチケッシグのバランスがいいように思います.
MOのメタと現実のメタはまったく違うものですが,グランプリ広島の結果を楽しみに待ちます.
コメント
よろしくお願いします.
間違っている部分があったときは,ぜひご指摘下さい.